簿記の問題、解いてますか?

個別問題は解けるけど、総合問題が解けない、という声はよく聞きます。

原因は、一つとは限りません。

対処法も一つという訳にはいきません。
今、実践できる具体的な対処法を考えてみたいと思います。

総合問題でも次の二つは区別する必要があるでしょう。

一つは、簿記一巡(取引→仕訳→元帳→試算表)の基本的な理解で解答可能な問題です。

典型的には、決算整理前→決算整理後という出題です。

もう一つは、それ以外に、本支店や合併等の構造的な論点が絡んでいる問題です。

構造的な論点が絡んでいる問題は、その構造的な論点自体の学習が不可欠です。

ここでは、前者について考えておきましょう。



対処法といってもたいした方法ではありません(すいません)。

総合問題が解けないというくらいですから、具体的に解けなかった問題があるハズです。

その具体的に一度、解けなかった問題をとりあえず、時間をはかって、もう一度解きます(時間設定はやや短くすべきかもしれません)。

時間内に解ければいいですが、そうでない場合は、いったん色違いのペンに持ち替えて最後まで解きます。

大事なのは二度目(以降)です。


(1)二度目には、時間内に完答できる場合

あまり問題はないと思います。

おそらくは初見の問題が解けない、ということになると思います。

特効薬は、残念ながらないかもしれません。

いろいろな問題をたくさん解いてください。

でも、解きっぱなしはダメです。

きちんと間違えた箇所の確認をする必要があるでしょう。


(2)時間がオーバーするものの完答できる場合

基礎力はあると思います。

この場合は、もう一度、時間をはかって、その問題を解いてみてください。

同じ問題を3回解くと、時間はかなり短くなっているハズです。

特に、時間短縮には、問題を解く手順に問題がある場合もあります。

その点も意識して、どうしたら時間を短縮できるのかを、同じ問題で試してみるとよいのではないでしょうか。

時間の短縮には、違う問題をたくさん解くよりも、時間のかかってしまう問題を何回か解き方等を工夫しながらとき直す方が効果が高いと思います。


(3)時間内・時間オーバーを問わず、解けない場合

一度、解いて、解答・解説等を確認しているハズなのに、時間をかけても出来ない。

そんな場合は、やはり基礎力の不足の可能性が高いです。

基礎的な個別問題・総合問題を繰り返し解く必要があると思います。

この場合、問題集等を一巡するよりも、テーマごとに、区切った学習を行った方が効果は高いようです。

間違えた問題は、確認後、もう一度とき直すというような工夫も必要でしょう。

総じてやはり強調したいのは、あまり解きちらかさずに、間違えた問題の解き直しを心がけることが重要だと思います。

ケアレスミスも含めて、もう一度とき直す方が、効果は高いですし、解き直しは、新しい問題を解くよりも労力は少なくてすむ筈です。

今後、構造論点も含めて、総合問題への対処(特効薬はありませんが)について書いていきたいと思います。

その時までに、ぜひ、今まで解いてきた問題の解き直しをこころがけてみてください。
お願いします(←お願いするのね)。


そうだ、問題を解こう!!(まずは1つの総合問題にじっくりと取り組みましょう)