【対象=簿記論】

(問題)
当社は、本支店間の取引について支店独立会計制度を採用している。
次のそれぞれの場合における本店の仕訳を示しなさい。

(1)本店は支店に、仕入原価100円の商品を原価のままで発送した。

(2)本店は支店に、仕入原価100円の商品を仕入原価に対して10%の利益を加算して発送した。

(解答)
(1)(借)支   店100 (貸)仕   入100
(2)(借)支   店110 (貸)支店へ売上110


(許容勘定科目等)
支店へ売上→支店売上、支店向売上等

(解説)
内部利益を付加している場合と付加していない場合とで処理が異なることに留意しましょう。

(1)内部利益を付加していない場合
(借)支   店××× (貸)仕   入××× ←原価

(2)内部利益を付加している場合
(借)支   店××× (貸)支店へ売上××× ←振替価格(売価)