【対象=2級以上】

(問題)
次の各取引の仕訳を示しなさい。

(1)売掛金300円が貸倒れた。
なお、貸倒引当金の残高が200円ある。

(2)前期に貸倒損失として処理した売掛金100円を当期に現金で回収した。

(解答)
(1)(借)貸倒引当金200 (貸)売 掛 金300
      貸倒損失 100
(2)(借)現  金 100 (貸)償却債権取立益100


(許容勘定科目)
貸倒損失→貸倒償却(貸倒損失の方が一般的)
現金→現金預金

(解説)
(1)売掛金等の債権が貸倒れた場合には、貸倒損失勘定で処理します。
ただし、貸倒引当金の残高がある場合には、これを充当することになります。
厳密には、当期の発生債権の場合には、貸倒引当金での充当を行うことはありませんが、当期発生債権の当期貸倒れは、ややレアケースでもあり、問題に指示がない場合には、貸倒引当金で充当すると考えてよいでしょう。

(2)過年度に償却済の債権について当期に回収が行われた場合には、償却(済)債権取立益勘定で処理します。