【対象=簿記論】

(問題)
当社は、第2期(×1年4月1日〜×2年3月31日)期首に提携関係にあるT社に対して、下記の条件による貸付を行っていた。
(貸付条件)
貸 付 高:1,000円
返済期日:×4年3月31日(一括返済)
利 払 日:毎年3月31日(年利10%)の後払
第2期末にT社の業績が悪化したため、第2期末の利払を行なった後の貸付条件を見直し、金利を5%に減免している。
第3期(×2年4月1日〜×3年3月31日)期末に必要な仕訳を解答欄に示しなさい(計算過程で端数が生じる場合には、円未満の端数を切上げること)。
なお、貸倒引当金の戻入については、受取利息勘定に含めるものとし、利息の受取の処理と併せて示すこと。

(解答欄)
現金預金

(解答)
(借)現金預金 50 (貸)受取利息92
     貸倒引当金42


(解説)
A法:貸倒引当金の戻入を受取利息に含める場合……本問の場合
(1)受取利息    直前簿価914<B法(1)参照>×当初利率10%=91.4→92
(2)利息受取額   貸付金額1,000×引下後利率5%=50
(3)貸倒引当金戻入 (1)−(2)=42

B法:貸倒引当金の戻入を貸倒引当金戻入で処理する場合……参考
(1)第2期末の割引現在価値
イ 50÷1.1=45.4……→46
ロ 1,050÷1.1(2)=867.7……→868
ハ イ+ロ=914
(2)第3期末の割引現在価値
  1,050÷1.1=954.5……→955
(3)(2)−(1)=41

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