【対象=簿記論】

(問題)
以下の決算整理前残高試算表を前提として、当初の原価率(想定される原価率)が70%であるものとした場合の以下の各々のケースにおける損益計算書上の期末商品棚卸高を計算しなさい。

(決算整理前残高試算表)
【借方】
繰越商品 10
仕  入 80
【貸方】
売  上100

(例題)付加事項なし………20円

(ケース)
(1)売上割引10円が売上から控除されている。

(2)仕入割引10円が仕入から控除されている。

(3)売上値引・割戻10円が売上から控除されている。

(4)仕入値引・割戻10円が仕入から控除されている。

(5)売上返品10円が売上から控除されている。

(6)仕入返品10円が仕入から控除されている。

(解答)
(1)13円
(2)30円
(3)13円
(4)20円
(5)20円
(6)20円


(解説)
以下では、算式で示していますが、実際には、ボックス図(仕入勘定)を書いて、算出するとよいでしょう。
(1)売上原価=(売上100+売上割引10)×70%=77円
期末棚卸高=期首10+当期80−売上原価77=13円

(2)売上原価=売上100×70%=70円
 期末棚卸高=期首10+(当期80+仕入割引10)−売上原価70=30円

(3)売上原価=(売上100+売上値引・割戻10)×70%=77円
 期末棚卸高=期首10+当期80−売上原価77=13円

(4)売上原価=売上100×70%=70円
 期末棚卸高=期首10+当期80−売上原価70=20円

(5)売上原価=売上100×70%=70円
 期末棚卸高=期首10+当期80−売上原価70=20円

(6)売上原価=売上100×70%=70円
 期末棚卸高=期首10+当期80−売上原価70=20円

(参照記事)
ボックス図の意味
原価率・利益率、付加率(利益加算率)