【対象=簿記論】

(問題)
商品売価100円(原価80円)の商品を掛販売していた場合において、(1)売上返品があった場合及び(2)5円の値引があった場合のそれぞれについて、解答欄に示される各処理方法を採用していた場合の適正な仕訳処理を示しなさい。

(解答欄)
(1)売上返品があった場合
 (ア)三分法
 (イ)分記法
 (ウ)売上原価対立(計上)法

(2)5円の値引があった場合
 (ア)三分法
 (イ)分記法
 (ウ)売上原価対立(計上)法

(解答)
(1)売上返品があった場合
 (ア)三分法
   (借)売  上100 (貸)売 掛 金100
 (イ)分記法
   (借)商  品 80 (貸)売 掛 金100
      商品販売益20
 (ウ)売上原価対立(計上)法
   (借)売  上100 (貸)売 掛 金100
      商  品 80    売上原価 80

(2)5円の値引があった場合
 (ア)三分法
   (借)売  上  5 (貸)売 掛 金  5
 (イ)分記法
   (借)商品販売益 5 (貸)売 掛 金  5
 (ウ)売上原価対立(計上)法
   (借)売  上 5  (貸)売 掛 金 5


(許容勘定科目等)
商品販売益→商品売買益

(解説)
各処理方法について確認してほしい。
返品に関しては、売上(仕入)時の逆仕訳ということでよいが、値引に関しては、分記法の処理に注意してほしい。
借方は、商品販売益である。
原価80円の商品を100円で販売した後に5円の値引を行ったということは、結果として95円で販売したのに等しい。
減るのは、商品勘定ではなく、商品販売益である。

(参照記事)
商品勘定の処理方法