【対象=2級以上】

(問題)
次の各取引の仕訳を示しなさい。

(1)当社は売買目的で所有しているA社社債(額面金額100万円、帳簿価額95万円、時価96万円)を甲社に対する貸付金の担保として差し入れた。

(2)当社は、乙社よりB社社債(帳簿価額100万円、時価95万円)を借り入れた。

(解答)【単位:万円】
(1)(借)差入有価証券95 (借)売買目的有価証券95

(2)(借)保管有価証券95 (貸)借入有価証券95


(許容勘定科目等)
売買目的有価証券→有価証券

(解説)
(1)有価証券の差入時は、自らの所有する有価証券に関する処理なので、「帳簿価額」で、売買目的有価証券(有価証券)勘定から差入有価証券勘定に振替える処理を行います。

(2)他社から有価証券を借り入れた場合には、その「時価」をもって保管有価証券勘定で処理します。
借入時の貸方科目は、借入有価証券勘定であり、預り時の貸方科目は、預り有価証券勘定になります。