【対象=簿記論、制限時間15分、難易度C】

(問題)
北海道工業株式会社は、×9年9月1日に、原価1,070,000円の機械を1,500,000円で販売した。この現金正価は1,430,000円であり、販売時に頭金として300,000円を受け取り、残金は毎月末に6回払いとした。決算日は、12月31日で、期末までに3回分の割賦金の入金があった。よって、次の問に答えなさい。

問1
この割賦販売に関する収益の認識を回収基準で行っているとした場合、当期の損益計算書(ただし、この割賦販売に関する部分のみ)を作成しなさい。なお、割賦売上高に含まれる利息は区分経理しないものとする。

問2
この割賦販売に関する収益の計上を回収期限到来基準で行い、かつ、割賦売上高に含まれる利息を区分経理するとした場合、(1)当期の売上総利益と(2)受取割賦利息は、それぞれいくらですか。なお、割賦利息の期間配分は、各月中の期限未到来の割賦金残高を基準とする級数法によるものとする。

(解答欄)
問1
損益計算書 (単位:円)
売 上 高   (       )
売上原価   (       )
 差引    (       )
未実現利益控除(       )
売上総利益  (       )

問2
(1)売上総利益 (       )円
(2)受取割賦利息(       )円

(解答)
問1
損益計算書 (単位:円)
売 上 高   (   1,500,000)
売上原価   (   1,070,000)
 差引     (    430,000)
未実現利益控除(    172,000)
売上総利益  (    258,000)


問2
(1)売上総利益 (    264,000)円
(2)受取割賦利息(    60,000)円


(解説)
日商一級第87回 会計学 第3問の出題です。

問1
控除
期末未回収額×利益率(利息込)
600,000(=1,200,000×3回/6回)×430,000/1,500,000=172,000

問2
(1)控除
期末回収期限未到来高×利益率(利息抜き)
400,000(1,200,000×2回/6回)×(1,430,000−1,070,000)/1,500,000=96,000

(2)受取割賦利息
利息総額×当期項数/総項数
70,000(1,500,000−1,430,000)×18回/21回=60,000
※総項数(6回×7回)÷2=21
※当期項数(4回分)6+5+4+3=18