【対象=2級以上】

(問題)

次の一連の取引の仕訳を示しなさい。

(1)売買目的で取得したA社社債(額面金額100万円)を額面100円につき98円(裸相場)で買い入れ、代金は、端数利息1万円とともに小切手を振出して支払った。

(2)決算をむかえた。上記A社社債の利札のうち利払期日が到来したものが2万円あるが何ら処理がなされていないので、適切な処理を行うこと。

(解答)【単位:万円】
(1)(借)売買目的有価証券98 (貸)当座預金99
   (借)有価証券利息   1
(2)(借)現  金2 (貸)有価証券利息2



(許容勘定科目等)
(1)売買目的有価証券→有価証券
   当座預金→当座
(2)現金→現金預金等


(解説)

(1)債券(公社債)購入時の端数利息は、有価証券勘定に含めるのではなく、有価証券利息勘定で処理します。

この場合の借方・有価証券利息は、後に受取る有価証券利息の先払いを意味します。

あくまでも有価証券利息は、収益に属する勘定です。

(2)期日の到来した公社債の利札は、現金として取扱います。