このブログも早いもので開設から3月がたちます。

当初は、走るという程の(投稿の)勢いがあった気がしますが、最近は、明らかに歩いている感じです。

仮にゆっくりでも、歩いてでも、少しずつでも前に(私の前って何だ?)進めればよいかなあとも思っています。

受験生の方々の中にも仕事が忙しい等で勉強が思うように進まないという方も少なくないと思います。

でも、一日にたった一つの小さな問題(仕訳等)やちょこっとテキストをみることでもこころがけるべきなんでしょう。

ちょっとずつでも前に進んでいると思えることは、これは大事かもしれません。



急にはじめた感のある「手形割引の会計処理」ですが、狙いそのものはやや説明しにくいです。

もともとは、昨年の第二問を眺めていて、こりゃ、今年の出題予想は、正直、あたらんなというのがありました。

出題に共通するのは、単に処理のみを問うというより、何か本質的な問題を同時に提示されているように思えるということでしょうか。

これに対する正面からの対処は、とても難しいと思います。

正直にいうと、これをまるで考慮にいれないというのも一つの対処法かもしれません。


しかし、これに少しでも(全部はもともと無理でしょう)対処できるようにするには、現状の一般的な会計処理のうちで、何か本質的な問題が潜んでいると思える部分をむきだしのままでも示しておくことも有効だと考えた訳です。

完全な対策が打ちにくい以上、それについて、何らかの予備知識をもっておくことは、多少は役に立つのかなあという感じです(軟弱ですんません)。

手形割引の会計処理は、実務指針の会計処理を眺めていて、私自身が???だった(今も?)部分です。

様々な論点が絡むので、いずれにせよすっきりはいかないでしょう。

でも、何故、すっきりいかないのかを整理しておくことが、数少ない柴先生の出題への対処法ではないかと考えます。

ただ、正直、ハードルは高いと思いますんで、対処すべきかどうかも含めて難しいところだと思います。

財務諸表論を同時受験なさるか、簿記論のみの受験であっても簿記の理論にも興味があるという方は、おいかけてみるというのもいいのではないかと思います。


という感じで書いているのですが、これから正直簿記論では必要かなあというあたりの事も書いていこうと思っています。

もちろん、財表なども視野にいれると重要性は低いともいえないのですが、たぶん、かなりわかりにくいと思います。

ただ、もし今年の試験に、それにかするような出題があったらいいなあと思いつつ、今日も簿記論は歩きます(←歩くのね)。