【対象=2級以上】

(問題)

次の取引の仕訳を示しなさい。

かねて償還請求をしていた不渡手形(手形額面金額100円、償還請求にかかる費用5円)のうち50円を現金で回収した。

残額は回収の見込みがなく償却することとする。

なお、貸倒引当金の残額が40円ある。

(解答)
(借)現   金50 (貸)不渡手形105
   貸倒引当金40
   貸倒損失 15



(許容勘定科目等)

現金→現金預金

貸倒損失→貸倒償却


(解説)

手形が不渡になった場合の償還請求権(かね返せという権利)は、不渡手形勘定で処理します。

不渡時:(借)不渡手形××× (貸)受取手形(現金預金)×××

入金時:(借)現金預金××× (貸)不渡手形×××

貸倒時:(借)貸倒引当金(貸倒損失)××× (貸)不渡手形×××

本問では、一部が入金され、一部を貸倒処理(償却)していますので、上記仕訳をあわせた処理になります。