会計基準には、必ずしも仕訳等の会計処理がでている訳ではありません。
仕訳等の会計処理は、実務指針というのにでています。
(内容)
会計基準……文章だけで、基本的な事が書かれている
実務指針……設例も豊富で細かい事も書かれている
(作成者)
会計基準……今まで→企業会計審議会、今後→企業会計基準委員会
実務指針……今まで→公認会計士協会(実務指針)、今後→企業会計基準委員会(適用指針)
試験的にいうと会計基準は、「基準」というくらいですから、きっと必要です(←安易な)。
試験委員の方も間違いなくみている筈です。
では、実務指針はどうでしょうか?
これは、非常に有益な部分もあるのですが、一言でいうと細かいです。
とっても細かいんで、だいたいイヤになります(←それ、あんた)。
細かくて、自分もイヤになってしまうのに、なぜ、ここでとりあげるのかというと、過去2年の出題は、明らかに実務指針をみてつくられたと思われる部分があるからです。
じゃあ実務指針を見た方がいいんじゃないのかというと、結論は必ずしもそうではありません。
過去の出題でいえば、平成16年の第2問の問1は、実務指針の設例の資料の整理の仕方とほぼ同様です(結果論としては、これはみておいた方がよかったことにはなりますが)。
また、柴先生の著作には、実務指針に相当する書き物についての詳細な分析があるものがあります(←半端じゃありません)。
つまり、出題にあたって実務指針を徹底的に検討しているらしいことは明らかなのです。
それでは、それが実際の出題にどのように反映しているのか。
実務指針と同じ部分、また、違う部分を検討することで、それは見えてくる筈です。
そして違う部分にこそ柴出題の最大のポイントがあるといってよいのではないでしょうか。
つづく(←ちと、卑怯じゃないのかあ)。
仕訳等の会計処理は、実務指針というのにでています。
(内容)
会計基準……文章だけで、基本的な事が書かれている
実務指針……設例も豊富で細かい事も書かれている
(作成者)
会計基準……今まで→企業会計審議会、今後→企業会計基準委員会
実務指針……今まで→公認会計士協会(実務指針)、今後→企業会計基準委員会(適用指針)
試験的にいうと会計基準は、「基準」というくらいですから、きっと必要です(←安易な)。
試験委員の方も間違いなくみている筈です。
では、実務指針はどうでしょうか?
これは、非常に有益な部分もあるのですが、一言でいうと細かいです。
とっても細かいんで、だいたいイヤになります(←それ、あんた)。
細かくて、自分もイヤになってしまうのに、なぜ、ここでとりあげるのかというと、過去2年の出題は、明らかに実務指針をみてつくられたと思われる部分があるからです。
じゃあ実務指針を見た方がいいんじゃないのかというと、結論は必ずしもそうではありません。
過去の出題でいえば、平成16年の第2問の問1は、実務指針の設例の資料の整理の仕方とほぼ同様です(結果論としては、これはみておいた方がよかったことにはなりますが)。
また、柴先生の著作には、実務指針に相当する書き物についての詳細な分析があるものがあります(←半端じゃありません)。
つまり、出題にあたって実務指針を徹底的に検討しているらしいことは明らかなのです。
それでは、それが実際の出題にどのように反映しているのか。
実務指針と同じ部分、また、違う部分を検討することで、それは見えてくる筈です。
そして違う部分にこそ柴出題の最大のポイントがあるといってよいのではないでしょうか。
つづく(←ちと、卑怯じゃないのかあ)。
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