税理士試験でいえば財務諸表論の教科書的な書物について、昔と変ったなあと思う点が二つあります。

一つは、カバーがなくなったこと。

昔は、必ずカバーがありました。

今は、カバーがあるときっと売れないんでしょう。


もう一つは、本のタイトルに「財務会計」という言葉が入った本が増えたこと。

昔は財務諸表論や会計学といったタイトルが多かったように思います。

今は、財務会計という言葉が入った本が主流といってよいようです。

新しい会計士試験では、簿記と財務諸表論が統合されるようだし、これも趨勢なんでしょうか。


「財務会計論」という飯野利夫先生の本があります。

会計学関連の書物では、本当に自信をもって薦められる数少ない本なのですが、いかんせん、新基準に対応していません(致命的?)。

本当にいい本だと思うので、残念なのですが、その飯野先生の本の序に次のような言葉があります。

「魚は水を得て生気を得、水は魚を得て機能する。簿記と会計学とは、まさにこのような関係にある。」

本当にそのとおりだと思います。

以前から財務諸表論というカテゴリー(目次)を設けてはいたのですが、今回やっと一個入りました。

初回は「正規の簿記の原則」です。

今後もたまーにではありますが、税理士試験でいえば、簿記論と財務諸表論の両方にまたがるような事を書いていければと思っています。