(問題)当期首に本社社屋が火災により焼失している。
焼失した建物の取得原価は100円、減価償却累計額は40円である。
当該建物には70円の火災保険が付されており、保険会社より保険金50円を支払う旨の連絡を受けた。
火災により建物が焼失した際の処理は適切に行われているものとした場合の保険会社より連絡を受けた時点における仕訳を示しなさい。
(解答)
焼失した建物の取得原価は100円、減価償却累計額は40円である。
当該建物には70円の火災保険が付されており、保険会社より保険金50円を支払う旨の連絡を受けた。
火災により建物が焼失した際の処理は適切に行われているものとした場合の保険会社より連絡を受けた時点における仕訳を示しなさい。
(解答)
解答は一番下です。
(許容勘定科目等)
火災損失→災害損失
保険未決算→火災未決算
(解説)
固定資産等が火災により焼失したものの保険契約が付されており、まだ、保険金額が確定していない場合は、保険(火災)未決算勘定で処理します。
【焼失時の仕訳】
(借)保険未決算 60 (貸)建物 100
減価償却累計額 40
【保険金確定時の仕訳】
保険金額<火災未決算の場合
(借)未 収 金××× (貸)保険未決算×××
火災損失×××
保険金額>未決算の場合
(借)未 収 金××× (貸)保険未決算×××
保険差益×××
(関連記事)
・火災損失
(解答)
(借)未 収 金 50 (貸)保険未決算60
火災損失10
(許容勘定科目等)
火災損失→災害損失
保険未決算→火災未決算
(解説)
固定資産等が火災により焼失したものの保険契約が付されており、まだ、保険金額が確定していない場合は、保険(火災)未決算勘定で処理します。
【焼失時の仕訳】
(借)保険未決算 60 (貸)建物 100
減価償却累計額 40
【保険金確定時の仕訳】
保険金額<火災未決算の場合
(借)未 収 金××× (貸)保険未決算×××
火災損失×××
保険金額>未決算の場合
(借)未 収 金××× (貸)保険未決算×××
保険差益×××
(関連記事)
・火災損失
(解答)
(借)未 収 金 50 (貸)保険未決算60
火災損失10
【保険金確定時の仕訳】
保険金額<火災未決算の場合
(借)保険未決算××× (貸)固定資産×××
火災損失×××
保険金額>未決算の場合
(借)保険未決算××× (貸)固定資産×××
保険差益×××
とありますが、
私の理解では
【保険金確定時の仕訳】
保険金額<火災未決算の場合
(借)未収金××× (貸)保険未決算×××
火災損失×××
保険金額>未決算の場合
(借)未収金××× (貸)保険未決算×××
保険差益×××
のような気がしてしまいます。
ここでおっしゃられているのは
焼失時の仕訳が切られていないことを前提としているのでしょうか?