(問題)

次の資料により、当社の当期(平成16年4月1日から平成17年3月31までの1年間)における決算整理仕訳を示しなさい。

(資料1)決算整理前残高試算表

機械1,000

(資料2)決算整理事項等

決算整理前残高試算表の機械は、当期の10月1日に取得したものであり、級数法による減価償却(間接法)を行うこと。

当該機械の耐用年数は4年、残存価額は取得原価の10%であるものとし、減価償却費は、月割額をもって計上するものとする。

なお、計算過程で端数が生ずる場合には、円未満の端数を四捨五入しなさい。

(解答)
(借)減価償却費180 (貸)減価償却累計額180


(許容勘定科目等)

減価償却費→機械減価償却費

減価償却累計額→機械減価償却累計額


(解説)

級数法による減価償却費の計算は、次のとおりです。

(取得原価−残存価額)×当期の項数/総項数

総項数は、{耐用年数×(耐用年数+1)}÷2

で求められます。

本問では、耐用年数4年ですから、

(4×5)÷2=10 が総項数になります。

もちろん、1+2+3+4=10 でもかまいません。

1,000×0.9×4/10×6月/12月=180

本問は、10月1日取得なので、月数按分を忘れないことと残存価額を控除する(0.9をかける)のを忘れない必要があります。

なお、中途取得の場合の級数法の計算については、下記関連記事を参照してください。


(関連記事)
級数法