(問題)

当社は、A商店振出しの約束手形100円を銀行で割引き、割引料5円を差引かれ、手取金を当座預金とした。

なお、保証債務の時価は手形額面金額の2%と評価されるものとし、併せて偶発債務の備忘記録を評価勘定法により行うこととしている。

この場合の会計処理を示しなさい。

(解答)
(借)当座預金 95 (貸)割引手形100
   手形売却損 5
   保証債務費用2    保証債務2



(許容勘定科目)
当座預金 →現金預金
手形売却損 →(支払)割引料
保証債務費用→手形売却損


(解説)
保証債務費用は手形売却損にに含めてもかまいません。

なお、手形売却損は、(支払)割引料でも間違いではありませんが、金融商品に関する会計基準の趣旨に適う手形売却損勘定を使用した方がよいでしょう。

偶発債務の時価評価を行った場合(保証債務費用×××保証債務×××の仕訳を行った場合)の従来の備忘記録の処理は、問題の指示に従う必要があります。

備忘記録の処理方法には、対照勘定法と評価勘定法がありますが、保証債務を時価評価することとなってからは、重要性は薄れているものの、いずれの処理方法の考え方は、他にもでてくるし、おさえておきたいところです。


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