【純資産直入法とは】
その他有価証券は時価評価し、評価差額は、その他有価証券評価差額金勘定で処理します。
その他有価証券評価差額金は、純資産に属する勘定です。
例えば、投資有価証券の取得原価が90で、期末時価が100である場合は、
(借)投資有価証券10 (貸)その他有価証券評価差額金10
と処理します。
税効果会計の適用がある場合は、その他有価証券評価差額金のうち法定実効税率部分を繰延税金資産(借方差額)又は繰延税金負債(貸方差額)とします。
(借)投資有価証券10 (貸)その他有価証券評価差額金6
繰延税金負債 4
【留意点】
その他有価証券に、洗替処理しか認められていない点は、注意しましょう。
問題に指示がなくても洗替処理が必要です。
この洗替処理が結構くせもので、仕訳処理に習熟した後も結構、ひっかかったりします。
問題をこなす以外にないでしょうが、その際に、やはりできるだけ仕訳(勘定記入)を経由して考える習慣を身につけましょう。
【関連記事】
・有価証券の増加を記録するタイミング
・有価証券の評価指標と評価差額の取扱い
・有価証券の勘定科目
・洗替処理と切放処理
・有価証券利息
・償却原価法
・定額法と利息法
・部分純資産直入法
・減損処理
・保有目的区分の変更の取扱い
・保有目的の変更の会計処理
・有価証券の差入等
・有価証券<目次>
・テキスト記事一覧
その他有価証券は時価評価し、評価差額は、その他有価証券評価差額金勘定で処理します。
その他有価証券評価差額金は、純資産に属する勘定です。
例えば、投資有価証券の取得原価が90で、期末時価が100である場合は、
(借)投資有価証券10 (貸)その他有価証券評価差額金10
と処理します。
税効果会計の適用がある場合は、その他有価証券評価差額金のうち法定実効税率部分を繰延税金資産(借方差額)又は繰延税金負債(貸方差額)とします。
(借)投資有価証券10 (貸)その他有価証券評価差額金6
繰延税金負債 4
【留意点】
その他有価証券に、洗替処理しか認められていない点は、注意しましょう。
問題に指示がなくても洗替処理が必要です。
この洗替処理が結構くせもので、仕訳処理に習熟した後も結構、ひっかかったりします。
問題をこなす以外にないでしょうが、その際に、やはりできるだけ仕訳(勘定記入)を経由して考える習慣を身につけましょう。
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どちらが原則処理なのかを確認するためには、何を参考にすればよいでしょうか。
金融商品基準を見てみましたが、該当箇所はみつけられませんでした。