食事をする時にご飯ならご飯、おかずならおかずという具合に同じものばかりを続けて食べる食べ方を「ばっかり食べ」と言うらしい。
おかずを食べてはご飯、ご飯を食べたらおかずにいきつつ味噌汁、なんてのが、日本人かと思っていたが、最近はそうともいえないようだ。
カツ丼のカツだけを先に食べ、後で残ったご飯だけを食べる。
そんな食べ方をする若者も少なからずいるらしい。
「ばっかり食べ」を解消するための「三角食べ」という必殺技もあるそうだ。
まあ、口の中にいれてしまえば、結局は同じだろうから健康に影響があることはないだろうが、日本の食文化が急激に変りつつあるというのは、事実なのかもしれない。

「ばっかり食べ」の良否の判断は、ひとまず置くとして、簿記の問題を解く場合はどうだろうか。
同じ分野の問題を続けて解く「ばっかり解き」は、実は、かなり効率がいい。
特に基礎的な講義の後や苦手項目について、この「ばっかり解き」を意識して行う効果は小さくない。
ただ、効率のいい「ばっかり解き」というのは、学習の進度等の個別事情によっても異なるといってよい。
苦手意識のある項目は、同じ「ような」問題ではなく、「同じ」問題を解く必要もあるだろう。
答えを覚えてしまうほど解いてもしっくりしない問題については、別の「何か」が欠けている可能性が高い。
その「何か」を浮き立たせてくれることと短期間で繰り返すことによる定着が「ばっかり解き」の効用ではないかと思う。