【有形固定資産の意味】

(1)有形固定資産とは

棚卸資産(商品等)は販売目的の資産です。

固定資産は使用目的の資産です。

使用目的の有形資産が、有形固定資産です。


棚卸資産   → 「販売」目的の資産

有形固定資産 → 「使用」目的の資産



(2)棚卸資産との違い

同様に土地といっても販売目的で保有する土地は、棚卸資産であり、使用目的で保有する土地は、固定資産です。

これらの資産を取得した場合に、前者は三割法を前提とすれば仕入勘定で処理され、後者は土地勘定で処理されます。

使用目的の土地 → 土地勘定

販売目的の土地 → 仕入勘定


(3)購入代金の未払

購入代金が未払いの場合は、これに応じて、買掛金勘定、未払金勘定を使い分ける必要があります。

基本中の基本ですが、やや異なる趣向での出題時にも対処できるようにしておきましょう。


【減価償却の意味】
(1)減価償却とは
有形固定資産は、使用目的の(有形)資産です。
有形固定資産の取得原価を使用期間(耐用年数)に配分する手続きを減価償却といいます。

(2)減価償却方法
1.定額法
2.定率法
3.級数法
4.生産高比例法


【関連記事】
定額法の償却率
直接法と間接法
減価償却関連の推定の意味
有形固定資産の取得原価
高額下取
火災損失
級数法
臨時償却
償却方法の変更
資本的支出と修繕費



税理士試験 簿記論 講師日記 全テキスト記事一覧